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執筆者の写真ヨコミゾヒロユキ

朝が早い。


もう何年もこのスタイルで仕事をしているから慣れているつもりなのだが、朝起きるのは本当に辛い。朝といっても僕の場合は4時とか5時とかが当たり前なので、もう夜なのか朝なのかよく分からない。

東京の郊外(ほぼ神奈川)に住み、この大きな楽器を持って働いているからラッシュ時間帯の満員電車に乗車することはほぼ不可能だ。そうなるとまだ比較的余裕のある始発電車か車での移動になるから、当然起床時間は4時5時になってしまう。

朝が早くて辛いこともたくさんあるけど、いいことも少しはある。朝日が美しいことだ。当たり前のことを言って馬鹿みたいだけど、日の出の時間に電車に乗るなんてそうないことだと思う。この朝日を見るためだけに早起きしてもいいかな、と思うくらいそれは美しくて崇高だ。

でも、大抵はそんな当たり前の美を感じられないくらい余裕がないことがほとんどだ。日々の中で自然界の営みを当たり前に感じることができるような心の余裕が、今は欲しい。

もうすぐ冬が来る。冬の早朝の電車は本当に過酷だ。昨今は電力削減で始発の車両はなかなか暖まらない。眠くても寒さで何度も目を覚ます。本当に、人生は闘いだ。毎日が困難の連続。それを越えた先には何があるのか。その答えは、まだ見えない。


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